ブラックジャックで絶対に覚えるべきルールと基本的ゲームの流れ

ブラックジャックはルールが単純で、初心者でも比較的簡単に始められるゲームです。
なんとなくでもプレイできますが、ルールをキチンと理解してゲームに臨めば勝つ確率がアップしますし、よりゲームを楽しめるようになります。

そこで今回は、初心者が絶対に覚えるべきルールについて詳しく解説します。
基本的なゲームの流れについても触れるので、ブラックジャックのやり方についても一通り把握できます。

ブラックジャックをプレイするなら覚えるべきルール

ブラックジャックをプレイするなら覚えるべきルール
まずはブラックジャックをするなら必ず理解すべきルールについて解説します。
ブラックジャックのゲーム内容を理解するためにも、基本をしっかり把握しておきましょう。

ブラックジャックのルールで一番重要なのは、ディーラーから受け取ったカードの合計を21に近づけることです。
合計がピッタリ21にするのが理想であり、最も強い手になります。
21にならなくてもディーラーより合計が21に近ければ勝ちです。
21を超えたら、その時点で勝ちは無くなります。
つまり、合計が21を越えないように気をつけながら、21に近づけるのがブラックジャックの目的です。
これはブラックジャックの根幹を成すルールなので頭に叩き込んでください。

ゲームの勝ち負けに関するルールについて、もう少し触れます。
ブラックジャックの勝負はディーラーとプレイヤーの1対1が基本です。
1度に複数のプレイヤーとテーブルを囲むこともありますが、他のプレイヤーの手札はディーラーとの勝負に一切影響しません。
勝利するためにはディーラーの手札だけに意識を集中させましょう。

引けるカードの枚数については上限がありません。
21を超えない限りは何枚でも引けます。
少ない枚数のほうが強いといった枚数に関するルールは無いので、より21に近づけるチャンスがあれば積極的にカードを引けます。
ただしエースと10以上の札で作られた21は、3枚以上の21よりも強いことがあります。

ディーラーに関するルールも少しここで確認しておきましょう。
ディーラーはカードの合計が17未満の場合は、新たにカードを引く必要があります。
そして合計17以上になったら、それ以上はカードを引けません。
もしディーラーの合計が17で、プレイヤーの合計が18~21だった場合は、その時点でプレイヤーの勝利が決定します。
これもゲームに勝つために重要なルールなので、忘れないでください。

カードの数え方についても細かなルールがあるので覚えておきましょう。
2~10のカードはそのまま数えますが、11~13は全て10として数えます。
初心者は間違いやすいので注意してください。
そしてエースは1と11の好きなほうを選んで数えられます。
エースの活用が勝敗を分けることもあるので、使いこなせるようにしましょう。

この項目の最後に、掛け金のルールについて解説しましょう。
ゲームが終了し、ディーラーが勝利した場合は掛け金が全て没収されます。
プレイヤーの勝利で終わった時は、賭け金と同じ額のリターンを受け取るのが一般的です。

重要なルールを理解したところで、次の項目では基本的なゲームの流れについて見ていきましょう。

ブラックジャックの基本的なゲームの流れ

ブラックジャックの基本的なゲームの流れ
ここでは、具体的にどのような手順でブラックジャックをプレイするのか把握するために、ゲームの基本的な流れを解説していきます。

ゲームが始まるとディーラーとプレイヤーにカードが2枚ずつ配られます。
ディーラーのカードは1枚だけオープンになるので、カードを引くかどうかの判断材料にしてください。

カードの合計を計算して、もう一枚引いたほうがいいと判断したらヒットを申し出ます。
ヒットするとディーラーは、プレイヤーにカードを1枚配ります。
カードを引く必要がないと判断した場合はスタンドします。
カードを引くかどうかは、ディーラーのオープンカードを参考にして決めましょう。
手札2枚の合計が10か11など、勝つ可能性が高い場合はダブルダウンも有効です。
ダブルダウンを申し出ると、掛け金を2倍にしてカードを引けます。

ヒットしても21に届かない場合は再度ヒットできます。
続けてヒットする場合は、プレイヤーが連続でカードを引きます。
ディーラーと交互に引くことはありません。
そのためヒットして合計が21をオーバーした場合は、その時点でプレイヤーの負けが決まります。

スタンドを選ぶとディーラーが手札を作ります。
伏せられていたディーラーのカードがオープンになり、合計が17以上でプレイヤーよりも21に近い場合はディーラーの勝利です。
17未満の場合はディーラーが新たにカードを引きます。
合計値が再計算され、プレイヤーよりも21に近い場合はディーラが勝ち、21をオーバーしたり、プレイヤーのほうが21に近い場合はプレイヤーの勝利です。
同数だった場合は賭け金が戻されます。

以上がブラックジャックにおける1ゲームの流れです。
続ける場合は、この手順を繰り返します。

オンカジごとに差があるブラックジャックのルール

オンカジごとに差があるブラックジャックのルール
ブラックジャックのルールはオンラインカジノによって微妙に異なることがあります。
どういった部分にルールの違いがあるのか確認して、臨機応変に対応できるようにしましょう。

最初に解説するのは、ディーラーの合計が17だった場合のヒットに関するルールの違いです。
一般的なルールならディーラーの手札の合計が17になったら自動的にスタンドとなりますが、オンラインカジノによってはカードにエースが含まれる場合に限って再度ヒットできます。
ディーラーの自動スタンドに関するルールはテーブルの注意書きを見て確認しましょう。
テーブルに「Dealer must hit on soft 17」と書かれていれば、17でもヒットする場合があります。

デック数もオンラインカジノによって扱いが異なります。
デック数が多いと次に引けるカードを予測しにくいので、プレイヤーには不利と言われています。
しかしデック数が少ないとカードをシャッフルする回数が多く、シャッフルのたびにゲームが中断されるため、スムーズにゲームを楽しみたいプレイヤーはデック数が多いカジノを選ぶこともあります。

ダブルダウンのルールについても注意が必要です。
ダブルダウンできるのが、手札の合計が10か11の場合に限られるカジノがあります。
プレイヤーが大きく勝つチャンスを制限するルールなので、よく考えてからゲームに参加しましょう。

ただし、ダブルダウンを制限しているカジノはデック数が少ないなど、一般的なオンラインカジノよりも勝ちやすいルールを設けていることもあります。
ダブルダウンだけに注目するのではなく、全体のルールを見渡して勝ちやすいようなら積極的にプレイしましょう。